【ブログ限定】久しぶり、おしるこ。
ようやく冬がやってきた。
半袖半ズボンで寝るには寒くなってきたから長袖長ズボンを引っ張り出してきたし、敷布団にはもこもこパットを敷いた。こたつを出して、暖房を入れる日も増えた。
ようやく長い長い夏が終わった。今年も秋は無かったな・・・
そんな冬の始まりのある日。ちょっくら買い物にでも行くか、と家族3人、電車を待っていたところ、夫がボソッと呟いた。
『おしるこ飲みたいね・・・。』
夫の視線の先には自動販売機。自動販売機にあたたかいの赤いラベルが増えると冬の訪れを感じる。
そしてその中に並ぶおしるこ。
猫にこたつ。私におしるこ。分かる。私も飲みたい。私はおしるこが大好きだ。
今でこそ買う機会は減ったけれど、ほぼ毎週、なんなら毎日のように自動販売機でおしるこを買って飲んでいた時期があった。学生時代、物流センターでアルバイトをしていた時だ。
アルバイト先では食品を中心に扱っていたので、作業する倉庫がめちゃくちゃ寒かった。
倉庫自体が巨大な冷蔵庫になっているからだ。冬は特に厳しくて、厚着した上でマフラーをぐるぐる巻きにし、カイロを貼って、手袋がわりの軍手を常に着けていても鼻水がたれてくる程寒かった。
マスクをして、ティッシュも常に持ち歩いて、間違っても商品にたれないようめちゃくちゃ気を遣っていたのでそこは安心してほしい。
なんとか倉庫を脱出して休憩室に行っても、暖房の効きが悪く窓も無いオンボロ部屋は超極寒。
冷えた体を温めるためには暖かい飲み物が必要だった。
そこで登場するのが件のおしるこ。
『これでジュースでも買いなさい。』
休憩室横の自動販売機前でポケットから小銭入れを出そうとすると、毎回のようにお小遣いをくれるパートのおじいちゃんがいた。
その頃のバイト先には、同じ時間帯に働くメンバーがパートのおじいちゃん4、5人と女子高生(私)1人しかいなかった。
そのせいか孫のようにたいそう可愛がられ、こんな感じでお小遣いを貰うことがよくあった。そして私は毎回、もらったお小遣いでおしるこを買っていた。
ゴトンッ
と音を立てながら出てきたおしるこの缶を手のひらでコロコロ転がしながら休憩室に戻ると、
『まーたおしるこかぁ!!』
『そんな甘いもんよく飲めるなぁ』
と、呆れ顔をしたおじいちゃんたちが私の前にお菓子を並べる。
ラインナップは、チョコ、まんじゅう、甘納豆。
いやいや、甘いお菓子ばかり並べておきながら何を言う。
『甘いものにはコーヒーじゃろう』
・・・まぁ、そういう考えもある。
だけどそもそも、私がおしるこを買った理由は水分補給でもお菓子のお供の飲み物にするためでもなく、この冷え切った体を温めること。あと単純におしるこが好きで、おしるこを見たら飲みたくなってしまうだけ。
喉を潤すための水なら自宅から持ってきている。
よし、それじゃあ飲みますか!とおしるこの缶を逆さにして机に置いた。
その後コロコロ転がしたりして、とにかく小豆の粒を混ぜる。満を持して缶を開けたら水平に数回回して一気に飲む!!!!
こうして飲めば意外と粒は残らない。
おしるこの飲み方には個性が出ると思うが、私の場合はこんな感じだった。
いかに粒を残さず飲み干すかが重要な缶タイプのおしるこには、
少しずつ、ゆっくり飲む。は似合わないと思っている。
不意におじいちゃんたちからの視線を感じた。
『いい飲みっぷり・・・。』
寒くて、時給も安くて、力仕事な物流センターのバイトはなかなか大変だったけど、シフトの融通は効くし、日・祝に出れば時給も上がったし、おじいちゃんたちが良い人だったもので、20歳で地元を離れるまで5年間、ずっと続けた。
私が来るまで数年間、学生バイトが0だったシフト帯に、最終的には中学時代の友達と姉まで引き込んだ。その後別の時間帯に弟までやってきた。(こっちの時間帯には学生バイトが結構いた)
おじいちゃん達だけでは人手が足りていなかったようなので、私に感謝してほしいものである。
バイトを辞めたことで自動販売機で飲み物を買う機会が減り、缶のおしるこを飲むことがなくなった。
お店で見かけることは多々あったけど、なぜか買う気は起きない。
私の中では
“缶のおしるこ=自動販売機で買うもの”
なのだ。
だから久しぶりに、最寄り駅のホームでおしるこを見つけられたことがなんだか嬉しい。この日は結局、電車がすぐ来てしまったので飲まなかったけど。
ちなみに私のお気に入りはASAHIのおしるこ。
アルバイト先にあったのもASAHIのだし、小豆の粒の感じも味もASAHIが好み。
皆さんはおしるこ、好きですか?
好きなおしるこやおすすめのおしるこがあったらぜひ教えてください。
(缶に限らず市販品でも✌️)

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